田中清見の碑(大辻町 大元神社)
たなかすがみのひ(おおつじちょう おおもとじんじゃ)
浜田市が誇る伝統芸能である石見神楽の転換期を支えた舞の名手、田中清見の碑です。
田中清見は、浜田市が誇る伝統芸能である石見神楽の転換期を支えた舞の名手です。
明治政府により神職が神楽を舞うことを禁止された際、新たな担い手となる氏子に石見神楽を熱心に教えた功労者です。
田中清見を称えて建てられた碑が大元神社境内にあります。
エリア・カテゴリー
基本情報
住 所 〒697-0053 島根県浜田市大辻町
電話番号 0855-24-1085(浜田市観光協会)
営業時間、定休日 年中無休
アクセス JR浜田駅より市内循環バス停「大辻町」下車 徒歩2分
駐車場 数台
備考 浜田市が誇る伝統芸能、石見神楽。神楽は元は神に捧げるため、神職だけが舞うものでした。1871年に明治政府が出した神職演舞禁止令により、神職が神楽を舞うことを禁止され氏子が舞うものへと変化することになりました。この転換期に、新たな担い手となる氏子に石見神楽を教えたのが舞の名手、田中清見です。田中清見は細谷社中の人々へ舞を教えるため、浜田市大辻町から往復3時間の道のりを徒歩で通ったといわれています。細谷王子八幡宮には細谷社中の人たちが田中清見への感謝を込めて建てた碑があり、大元神社境内には田中清見を称え有志により建てられたこの碑があります。