About Iwami Kagura

神話の世界への誘い

石見神楽の源流は近世以前とされているが、文化文政期の国学台頭とともに古事記・日本書記を原拠とする神話ものが加わり、演目も豊富で極めて多彩です。
往時、神の御心を和ませるという神職によっての神事であったものが、明治初期からは土地の人々のものになり、民族芸能として演舞されるようになりました。
そのリズムは、海辺と山間部で大きく分かれ、海辺では八調子と呼ばれるテンポの速く激しい舞、山間部では六調子と呼ばれる緩やかなリズムの中での腰を落とした重厚な舞とあるのが特徴である。双方共、石見人の気性をそのままに、大太鼓、小太鼓、手拍子、笛を用いての囃子で演じられ、見る人をして神話の世界に誘います。
また、石見神楽はその詞章に特徴があります。荘重で正雅な古典的なそれは、里神楽には極めて稀だといわれており、その中に織り込まれた土の香りの高い方言的表現、素朴な民謡的詩情とともに独特のものをつくりあげています。

時代と共に変革をもたらす伝統芸能

大阪万博を機に、海外公演も多く、日本文化の交流に役立っています。そのスケールの大きさとダイナミックな動きで絶賛を得た「大蛇」を含め、演目は30種類にのぼり、例祭への奉納はもとより、各種の祭事、祝事の場に 欠かすことのできないものとなっており、広く誇れる郷土芸能です。
又、昨今では、地域の物語などを神楽化した各社中ごとの創作神楽も台頭しており、時代と共に変革をもたらす伝統芸能としては希な広がりを見せてきているのも石見神楽の特徴です。


浜田市世界こども美術館
12月の休館日
■月曜日
 1日・8日・15日・22日
■展示替
 2日(火)〜5(金)
■年末年始
 12/29〜1/1
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