浜田で活躍した人
 
佐々田 懋
故郷のため人のために貢献した郷土の恩人
佐々田 懋 (ささだ すすむ)
 
略 歴 (1855-1940)
1855年 今の浜田市旭町木田に生まれる
1878年 島根県第一区会議員となり議長に選ばれる
1881年 新制島根県議会初代議長となり5回連続で議長を務める
1890年 衆議院議員に当選する
1911年 貴族院議員に当選する
1940年 勲三等瑞宝章を授与される
 1855年、今の浜田市旭町木田の庄屋、佐々田家の長男として生まれました。佐々田家は山陰地方で活躍した戦国大名尼子氏の末裔です。幼い頃より故郷を離れ今の広島県北広島町や鹿足郡津和野町などで熱心に学問に打ち込みました。
 1874年、二十歳で当時の浜田県議会議員に官選され、24歳の時には新制島根県議会の初代議長に就任し5回連続6年に渡り議長に選ばれます。1890年、36歳で衆議院議員として国政に臨み、解散の危機に瀕するほどの予算問題に対し49名の賛成者を得て予算案を提出します。「佐々田案」と呼ばれたこの案の提出は、佐々田懋の政治家としての力を世に知らしめるできごととなりました。この後3回連続当選し、1911年からは貴族院議員を8年間務めます。
 実業家としても抜群の力を発揮し、鉄道や電気等の会社を設立します。これらは明治から昭和初期の日本の発展において重要な役割を担う事業でした。浜田にも石見産紙会社や浜田銀行を設立し、島根三大道路の完成に尽力します。また1917年には福沢桃介とともに浜田電気株式会社を設立しました。
 故郷には木田小学校建造と大規模改築の際に、私費で多額の寄付をしました。85歳で念願の佐々田奉公会という財団法人を設立し、育英事業や社会事業、農山村漁村の振興などに尽力したほか、図書館への寄付から始まった「佐々田文庫」を設置しました。「佐々田文庫」は現在でも市内の公民館で読むことができます。数々の業績を残し86歳で生涯を閉じた佐々田懋は、世のため人のため故郷のために人生を捧げた郷土の恩人です。
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