カレイ
このページでは、煮付け・干物・唐揚げに大活躍な「カレイ」の美味しさの秘密に迫っていきます。
どんな魚なの?
1.「カレイ」とは?
標準和名は「ムシガレイ」「ソウハチ」「ヤナギムシカレイ」など(カレイ目カレイ科)と呼ばれていますが、それぞれの浜田での呼び名は、ミズカレイ(ムシカレイ)、エテカレイ(ソウハチ)、ササカレイ(ヤナギムシカレイ)です。
浜田市では「ミズカレイ」が最も多く水揚げされています。
栄養素…良質なタンパク質を豊富に含み脂肪分が少なく低カロリーでビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンDも豊富。ヒレの部分にはコラーゲンを多く含む。
2. 左ヒラメに右カレイ?
カレイにとても良く似た形をしている魚としてヒラメがいます。
「左ヒラメに右カレイ」と言われるように、目のある方を表側にしたとき左向きがヒラメ、右向きがカレイになります。
※中には左向きの種類のカレイもいます。
カレイ……口が小さく、歯が小さい。
島根県水産技術センター提供
3. どこに生息しているの?
種類により生息する深さは異なりますが、北海道から九州まで、広く分布しています。
浜田漁港で漁獲される代表的なカレイは200mまでの水深帯に生息し、沖合底びき網で漁獲されます。
カレイ地図
カレイの特徴は?
1. なぜ美味しいの?
浜田漁港で獲れるカレイの代表的なものが「ミズカレイ(ムシガレイ)」「エテカレイ(ソウハチ)」「ササカレイ(ヤナギムシカレイ)」です。浜田市では沖合底びき網漁業で8月から翌年2月に水揚げされる50g以上のサイズの上記3種を「どんちっちカレイ」のブランド名で出荷しています。
ササカレイの塩干品は、うまみ成分の一つであるイノシン酸の含有量が高いため特に美味しく、カレイ類の中では最高級品とされています
IMP
浜田産のカレイは輸入物のカレイと比べて旨味成分が多く含まれることが証明されています。
※島根県水産技術センター提供
カレイ
七輪で焼いたカレイの干物は格別!!
2. カレイを使った浜田の名物
特産品の代表「カレイの一夜干し」の他にも、カレイの旨味を楽しめる名物商品が作られています。
温泉カレイ
温泉旅館の朝食で定番なことから温泉カレイの名前で親しまれています。
手のひらサイズのカレイの頭を切り開いて、骨を取り除いているので食べやすく、子供からお年寄りまで安心して食べられます。
温泉カレイ
どんちっち鰈入りカレー
カレイがカレーで華麗に泳ぐ、人気のご当地カレー。
トッピングのササカレイは骨ごと食べられるように加工してあり、柔らかく上品な塩味が丸鶏スープベースの、やや甘めのルーと相性抜群です。
テレビ番組の全国ご当地レトルトカレーのランキングでも上位に入賞したこともある、カレイ一匹を使った珍しいカレーです。
どんちっち鰈入りカレー
3. 漁業者の資源保護の取り組み
6月1日から8月15日は資源保護のため休漁期にしています。しっかり休みをもうけることで、カレイの漁獲量と美味しさを保っているんです。
※水揚げの状況により提供できない場合がありますので、事前にお問い合わせください。
カレイを浜田で食べよう!
※水揚げの状況により提供できない場合がありますので、事前にお問い合わせください。
カレイを浜田で買おう!
※水揚げの状況により提供できない場合がありますので、事前にお問い合わせください。
W e bで手に入れるには